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結婚指輪(マリッジリング)

2024.05.08 70 View

メレダイヤとは?品質を決める4つのCとメリット・デメリットを解説

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メレダイヤとは?

結婚指輪に使用されているメレダイヤをご存知でしょうか?
メレダイヤとは、指輪の中央にある大粒のダイヤモンドの両脇に並べられた、小粒のダイヤモンドのことです。
メレダイヤは、相手に華やかな印象を与えられたり、デザインの幅を広げられるといったメリットがあります。
この記事では、メレダイヤの魅力や品質を決める4C、メリット・デメリットについて解説します。

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メレダイヤとは メレダイヤとは、指輪の中央にある大粒のダイヤモンドの両脇に並べられた、小粒のダイヤモンドを指します。 フランス語の「Melee(メレ)」が由来で...

メレダイヤとは

メレダイヤとは

メレダイヤとは、指輪の中央にある大粒のダイヤモンドの両脇に並べられた、小粒のダイヤモンドを指します。
フランス語の「Melee(メレ)」が由来で、日本語では「小さい」という意味がありますが、厳密な大きさの基準は設けられていません。
0.1~0.2カラット以下など、国や地域によってその基準はさまざま。日本ジュエリー協会発行のジュエリー用語辞典では、通常0.1カラット以下と定義されています。

メレダイヤの魅力

メレダイヤの最大の魅力は、指輪そのものの輝きを増幅させる点です。
小さなダイヤモンドを指輪の周りに敷き詰めることで、指輪全体の印象を大きく変えます。また、メインの宝石を際立たせる点も大きな魅力です。
メレダイヤは小さくあまり目立たないことから、メインとなる大粒の宝石の価値が際立ちます。

メレダイヤの品質を決める4つのC

メレダイヤの品質を決める4つのC-1
メレダイヤの品質を決める4つのC-2

メレダイヤの品質は、「4C」と呼ばれる基準によって評価されます。
4Cは、「Carat(カラット)」「Cut(カット)」「Color(カラー)」「Clarity(クラリティ)」の頭文字を取ったものです。
それぞれの項目が高い評価を得たダイヤモンドは、メレダイヤとして高い価値を持ちます。美しい輝きを放つメレダイヤを選ぶためには、この4Cについて理解しておくことが大切です。
ここでは、メレダイヤの品質を決める4Cについて詳しく解説します。

Carat:カラット

Carat(カラット)とは、ダイヤモンドの重さを表す単位のこと、「1カラット=0.2グラム」に相当します。
カラットは、1907年のメートル条約で決められた「メートルカラット単位」で計算します。

カラット(ct) サイズ(mm)
0.1 3.0
0.2 3.7
0.3 4.3
0.4 4.8
0.5 5.2
0.7 5.8
1.0 6.5
2.0 8.2
3.0 9.3
5.0 11.0

一般的に、カラット数が大きいほどダイヤモンドの価値は高くなりますが、大きさの価値は単純な足し算ではなく、1個あたりのカラット数に依存するのが基本です。
例えば、1.0カラットのダイヤモンド1個と、0.1カラットのダイヤモンドが10個あった場合、前者の1.0カラットのダイヤモンド1個のほうが価値が高くなります。
カラット数が高ければ高いほど良いというわけではない点に注意が必要です。

Cut:カット

Cut(カット)とは、ダイヤモンドの研磨具合、つまり輝きや煌めきを表します。58面体に研磨されたラウンドブリリアントカットが一般的で、メレダイヤの定番です。
適切な角度と深さで研磨されたダイヤモンドは、光を効率よく反射し、美しい輝きを放ちます。逆に、カットが甘いと光の反射が弱くなり、ダイヤモンドは暗く見えてしまいます。

Color:カラー

Color(カラー)とは、その名の通りダイヤモンドの色合いを示します。
基本的に純粋で不純物のない無色透明なダイヤモンドが最上級であり、色合いが付いて黄色っぽくなるにつれて価値が下がります。

クレード 色合い
D,E,F Colorless(無色)
G,H,I,J Near Colorless(ほぼ無色)
K,L,M Faint(ごくかすかな色味)
N,O,P,Q,R,S Very Light(かすかな色味)
T,U,V,W,X,Y,Z Light(色味あり)

最上級のカラーグレードは「D」で、アルファベット順に「Z」まで等級が下がっていきます。カラーグレードが高いほどダイヤモンドは透明に輝き、美しい煌めきを見せてくれるのです。

Clarity:クラリティ

Clarity(クラリティ)とは、ダイヤモンドの透明度を表します。具体的には、インクルージョン(内包物)とブレミッシュ(疵)の相対的な少なさを示します。

グレード 透明度
FL Flawless(内外部無欠点)
IF Internally Flawless(内部無欠点)
VVS1,VVS2 Very Very Slightly Included(ごくごくわずかな内包物)
VS1,VS2 Very Slightly Included(ごくわずかな内包物)
SI1,SI2 Slightly Included(わずかな内包物)
I1,I2,I3 Included(欠陥)

不純物が少なく、透明度が高いほどクラリティのグレードは上がります。最上級のクラリティは「FL」で、「IF」「VVS1」「VVS2」と続きます。
これらは、肉眼では内包物が確認できないくらい透明度が高いダイヤモンドです。

メレダイヤを使った代表的なアイテム

メレダイヤを使った代表的なアイテム

メレダイヤには数々の魅力があることから、さまざまなジュエリーに用いられています。特に人気が高いのは、婚約指輪や結婚指輪といったブライダルジュエリーです。
メレダイヤを使用することで、格別な輝きと美しさを演出できるため、多くのカップルに選ばれています。
他にも、ネックレスやピアス、ブレスレットなど、さまざまなアイテムにメレダイヤが使われています。
シンプルなデザインからゴージャスなデザインまで、メレダイヤを使ったジュエリーは幅広いラインナップがあるため、特別な日の贈り物にもおすすめです。
なお、メレダイヤの使われ方は主に2つあります。

メレダイヤの使われ方 内容
脇石や飾り石としての使用 メイン宝石の周りにメレダイヤを配置することで、ゴージャス感を引き出す
メレダイヤ自体がメインのジュエリー メレダイヤを石畳のように数多く並べたり、スクエア形のメレダイヤを並べたりする

このように、メレダイヤは脇石としての使用だけでなく、それ自体がメインのジュエリーとしても用いられます。

メレダイヤを使った結婚指輪のメリット

メレダイヤを使った結婚指輪のメリット

メレダイヤを使用した結婚指輪には、大きく3つのメリットがあります。ここでは、それぞれのメリットについて詳しく解説します。

華やかな印象を与えられる

メレダイヤを使用した結婚指輪は、強い輝きを放つため、とても華やかな印象を与えられます。特にメレダイヤは無色透明で光の反射が美しいため、指元をより一層引き立ててくれるでしょう。
大粒のダイヤモンドとは違った華やかさがあり、身につける人を魅了します。指元を美しく彩るメレダイヤならではの華やかさは、手元を上品に見せてくれる効果も期待できます。

デザインの幅を広げられる

メレダイヤを採用することで、結婚指輪のデザインの幅を大きく広げることが可能です。
例えば、細身のリングにメレダイヤを留めたシンプルなデザインや、メレダイヤの輝きを活かした上品でエレガントなデザインなど、種類はさまざまです。
繊細なメレダイヤを散りばめることで、より繊細で美しいデザインを実現できるでしょう。また、個性的なデザインにメレダイヤを組み合わせれば、オリジナル要素が高くなります。
自分だけのこだわりの指輪をオーダーメイドできる点も、メレダイヤならではの魅力です。

婚約指輪との重ね付けが楽しめる

婚約指輪との重ね付けが楽しめるという利点もあります。
美しく輝く婚約指輪と組み合わせることで、メレダイヤが輝きを引き出し、指元により一層の華やかさをプラスできます。
特に婚約指輪と結婚指輪のデザインを合わせた場合、統一感のある美しい雰囲気を演出できるでしょう。
また、重ね付けはフォーマルな装いだけでなく、普段使いのファッションのアクセントにもなります。

メレダイヤを使った結婚指輪のデメリット

メレダイヤを使った結婚指輪のデメリット

メレダイヤを使った結婚指輪は、美しい輝きを放つ人気アイテムですが、一部デメリットがあることも知っておく必要があります。
ここでは、メレダイヤを使った結婚指輪の3つのデメリットについて解説します。

ダイヤが外れることがある

メレダイヤを使った結婚指輪の注意点として、ダイヤが外れてしまう可能性がある点が挙げられます。小粒のダイヤモンドを使用しているため、強い衝撃を受けると外れてしまうことがあります
特にメレダイヤが密集しているデザインの場合、ダイヤモンド同士の隙間が少ないため、衝撃によって外れやすくなります。
外れたダイヤモンドは小さいことから、気づかないうちに紛失してしまうリスクもあります。大切な結婚指輪を長く愛用するためには、日常的な使用には十分な注意が必要です。
メレダイヤが外れてしまった場合は、すぐに修理に出すことをおすすめします。長く愛用したい人は、メレダイヤが外れにくいデザインを選ぶと良いでしょう。
また、シンプルなデザインやメレダイヤの配置が比較的疎らなデザインなら、外れるリスクをある程度は軽減できます。

汚れが溜まりやすい

メレダイヤ美しい輝きを放つ反面、汚れが溜まりやすいというデメリットがあります。なぜなら、メレダイヤを使った結婚指輪は隙間が多く、その隙間に汚れが入り込みやすいためです。
メレダイヤが密集しているデザインほど、汚れが溜まりやすい傾向にあります。細かい隙間に汚れが詰まると、ブラシでの清掃も難しくなります。
毎日身につける結婚指輪だからこそ、汚れによって輝きが失われるのは避けたいもの。こまめな手入れが必要になるため、メンテナンスに手間がかかると感じる人もいるかもしれません。
きれいな状態を常に保ちたい場合は、超音波洗浄機を使った清掃や、専門店での定期的なメンテナンスをおすすめします。

引っ掛かりやすい

メレダイヤが引っ掛かりやすい点もデメリットとして挙げられます。
メレダイヤは小粒とはいえ、ダイヤモンドの凹凸によって洋服の繊維などに引っ掛かる可能性があります。特にメレダイヤが突出しているデザインほど、引っ掛かりのリスクが高いです
セーターなどの柔らかい生地だけでなく、レースやメッシュ素材にも引っ掛かりやすいため注意が必要です。
デザイン性の高さは魅力的ですが、引っ掛かりやすさは避けられないデメリットですが、引っ掛かりを防ぐために指輪の形状を工夫することもできます。
エッジの効いたデザインを避け、なめらかな曲線を取り入れることで、引っ掛かりのリスクを減らせるはずです。

まとめ

この記事では、メレダイヤの魅力や品質を決める4Cや、メリット・デメリットについて解説しました。
メレダイヤとは小粒のダイヤモンドのことであり、婚約指輪や結婚指輪、ネックレス、ピアスなど、さまざまなジュエリーに使用されています。
メレダイヤを使った結婚指輪は、華やかな印象を与えられるほか、デザインの幅を広げられるなどのメリットがあります。
その一方で、さまざまなデメリットも存在するため、結婚指輪を選ぶ際はその点も十分に考慮することが大切です。
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