2025.07.13 42 View
「着け心地」が良い結婚指輪ってどんなの?選び方のコツなどを紹介

結婚指輪は一生身につけるものだからこそ、ストレスを感じない着け心地の良い1本を選びたいものです。
そこで今回は、結婚指輪の「着け心地」について解説。
着け心地の良い結婚指輪の選び方や、指輪のチェックポイントなどをご紹介しています。
着け心地の良い結婚指輪を探している方は、是非、本記事をチェックしてみてください。

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結婚指輪選びで重視したい「着け心地」とは 指輪の着け心地とは、「着けているとき指や手に感じる感覚」です。 着け心地のよい指輪...
目次
結婚指輪選びで重視したい「着け心地」とは
指輪の着け心地とは、「着けているとき指や手に感じる感覚」です。
着け心地のよい指輪は着けていることを忘れるほど自然な装着感であるのに対し、着け心地の悪い指輪は常に違和感を覚えてしまいます。
特に結婚指輪は着けっぱなしにする方も多いため、この着け心地が非常に重要なポイントとなります。
これらのことからも、着け心地のよい結婚指輪を選ぶことは、指輪を長く愛用するためにもとても大切なことといえるでしょう。
着け心地のチェックポイント【結婚指輪の内側の形】
結婚指輪の内側、つまり指に当たる部分のデザインは、着け心地のなかでも「指なじみ」に影響します。
指輪の指なじみが悪いと、着け外しの際はもちろん、着用時も着け心地に違和感を覚えやすくなってしまいます。
指輪の内側のデザインは、指輪断面の形状によって以下の2種類に分けることができます。
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内甲丸
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平打ち
内甲丸
内甲丸とは、指輪の内側が丸い形状をしたデザインです。
内甲丸の結婚指輪は内側の角が削られているため、スムーズな着け外しがしやすく着け心地が良い点が特徴です。
また、内側の丸みが指の肉を逃がしてくれるため、指輪を着けた手がスリムに見えやすいというメリットもあります。
平打ち
平打ちとは、指輪の内側が削られておらず平らな形状をしたデザインです。
内側が平打ちの結婚指輪は、内甲丸と比較すると着け外しがしにくい点が特徴です。
関節が目立つタイプの指の場合は、指輪の角が関節に引っかかってしまうこともあります。
このような理由から、特別な事情がない限り、結婚指輪の内側は内甲丸のデザインを選ぶことをおすすめします。
着け心地のチェックポイント【結婚指輪の外側の形】
結婚指輪の外側(表側)のデザインは、着け心地のなかでも「指あたり」に影響します。
指輪の指あたりが悪いと、着用した指に隣接する指の着け心地に違和感を感じやすくなります。
指輪の外側のデザインは、指輪断面の形状によって以下の3種類に分けることができます。
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甲丸
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平打ち
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平甲丸
甲丸
甲丸は、指輪の表側に角がなく丸みを帯びた形状のデザインで、断面はかまぼこのように綺麗なアーチを描いているのが特徴です。
指輪の内側に丸みをつけた内甲丸と対にして、外甲丸と呼ばれることもあります。
甲丸の結婚指輪は丸みを帯びたデザインのため、柔らかく優しい印象を与えます。
また、隣接する指に違和感が起こりにくいというメリットがあります。
平打ち
平打ちとは、指輪の表側の角を残した丸みを持たない形状のデザインで、断面は長方形のように直線的なシルエットとなるのが特徴です。
平打ちの結婚指輪は直線的なデザインから、スタイリッシュで都会的な印象を与えます。
ただし、指輪の角が削られていないため、幅や厚さによっては隣接する指に当たってしまうことがあります。
平甲丸
平打ちと甲丸の形状を良いとこ取りしたデザインが平甲丸です。
平甲丸の形状は、ベースデザインは平打ちですが、角の部分が甲丸のようなアーチ状に削られているのが特徴です。
平甲丸の結婚指輪は、スタイリッシュさの中に柔らかさを合わせ持った穏やかな印象を与えます。
甲丸がしっくりこないという方や、平打ちの着け心地がよくないと感じる方にもおすすめです。
着け心地のチェックポイント【結婚指輪の幅・厚み】
結婚指輪の着け心地は、指輪の幅によっても変化します。
華奢なデザインの結婚指輪は、人によっては指に食い込み、着け心地の悪さに繋がる可能性があります。
幅広デザインの結婚指輪は、ぴったりサイズでは着け心地が悪いと感じる可能性があるため、少し余裕を持たせたサイズを選ぶのがおすすめです。
また、指輪の厚みにも注意が必要です。
厚みがあるデザインは隣接する指に指輪が当たり、着け心地が悪いと感じる可能性があります。
反対に厚みが薄いデザインは曲げ伸ばしの際に指輪が食い込んでしまう可能性があります。
指輪の幅と厚みは指輪の耐久性にも影響
結婚指輪の幅と厚みは着け心地のみならず指輪の耐久性にも影響を及ぼします。
幅が狭い華奢デザインや厚みの薄いデザインの指輪は強い力が加わると変形する可能性があるため、スポーツなどの際は外すことをおすすめします。
一方、幅広デザインや厚みのあるデザインの指輪は耐久性が高く、変形しにくいという特徴があります。
着け心地のよい結婚指輪を選ぶ試着のコツ
では、着け心地のよい結婚指輪を選ぶにはどのようなポイントを重視すればよいのでしょうか。
ここからは、着け心地のよい結婚指輪を見つけるための試着のポイントを解説します。
幅広いデザインの結婚指輪を試着する
着け心地のよい結婚指輪というのは、一人ひとりの体型や手の形によって様々。
「このデザインの着け心地が最高」というようなわかりやすい指標は、実はありません。
そのため、試着の際には幅広いデザインの指輪をまんべんなく試着してみることが大切です。
デザインの異なる結婚指輪をたくさん試着してみることで、ご自身が最も着け心地が良いと感じる一本に巡り合えるはずです。
別の日に再度試着してみる
結婚指輪の試着の際に、意外と多くの方が見落としがちなのが「指のむくみ」によるサイズの変化です。
指のサイズはむくみによる影響を受けやすく、季節や天気、さらには時間帯によっても変化することがあります。
そのため、一度試着をした指輪であっても時間帯や日にちを改めて再度試着をすると、着け心地に違いを感じるかもしれません。
熟練の職人が常駐するブランドを選ぶ
結婚指輪の着け心地を重視する場合は、是非、熟練のジュエリー職人が常駐する工房併設型ブランドから選んでみてください。
職人が常駐するブランドはミリ単位の加工による調整が可能なため、快適な着け心地を楽しめるという魅力があります。
また、サイズ調整や歪み直しといったメンテナンスにも細やかに対応できるため、大切な結婚指輪を常に美しく身につけることができます。
結婚指輪を選ぶ際は着け心地にも注目しましょう
ここまで、結婚指輪の着け心地に関わる指輪の加工や、着け心地のよい結婚指輪を選ぶコツなどを紹介しました。
着け心地のよい結婚指輪を選ぶには、指輪の内側の角が丸く磨かれた内甲丸デザインのものを選ぶのがおすすめです。
また、自分に最適な着け心地の良い結婚指輪を探すには、幅広いデザインの指輪を試着することも大切です。
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